被覆土舗装材「化粧マサ」を使用していただく際の施工方法をまとめた動画と手順です。
既設のコンクリートやアスファルトを簡単に土舗装に変えることができます。
「自分でできる?やり方を見てみたい。」「きちんとした仕方は?」「どうやって固めるの?」というお客様はぜひ参考にして頂ければと思います。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
施工動画
施工手順
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下地の整正(清掃)
下地表面の砂・埃等をほうき等で除去し、水洗いによる清掃を行ってください。
※水洗い後、下地に水溜まりがある場合は雑巾等で吸い取るか乾かしてください。 -
下地修復
下地にクラックや陥没等の不具合箇所がある場合は、予め修復を行います。
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下地散水
施工面全体に散水を行い、下地を湿らせてください。
※この後刷毛しごきを行うと接着力が増します(下記参照)
※土系舗装下地への舗装の場合は必ず刷毛しごきを行ってください。 -
敷き均し
下地乾燥を防ぐため開封・敷き均しを速やかに行ってください。勾配を考慮しながらレーキ等で敷き均します。
※配袋量:1.5袋/㎡(施工厚:20mm) -
第一転圧
専用ローラーで、1往復転圧を行います。
※最初に端部から転圧を行ってください。 -
表面整正
木コテ・プラスチックコテまたはレーキで不陸整正を行います。
※金コテは使用しないでください。 -
刷毛引き
コテ及びレーキ等の跡を消します。表面粒子の偏りを無くし、均一な仕上がりにします。
※施工表面を軽く撫でる程度に行ってください。 -
基本散水
シャワー状の柔らかい散水を全体にまんべんなく行います。
※必要散水量:5~6L/㎡(施工厚:20mm) -
堀込透水確認
施工面を直接掘込み、水の浸透具合を目視で確認します。
※水が施工厚:20mmに対して15mm以上浸透していることを確認します。不足している場合は再度散水を行ってください。 -
第二転圧
散水終了後、専用ローラーで3往復転圧を行います。
※水が浮いた箇所がある場合は、水が引いてから第二転圧を行ってください。
※最初に端部より転圧を行ってください。
※第二転圧は[夏季:10~15分後、冬季:25~30分後]を目安に行ってください。 -
養生
施工完了後にシャワー状の散水養生を行います。
※夏季施工時には急激な乾燥を防ぐために翌日も「散水養生」を行ってください。
※冬季施工時には散水養生後、初期凍害を防止するために「マット養生」を行ってください。
※施工直後の雨を防止する為にシート等を被せてください。
刷毛しごきについて
化粧マサ施工時の接着力向上のため、もしくは土系舗装下地への舗装の場合は、下記内容をご参照ください。


目地の設置について
クラック抑制のため下記のどちらかの方法で目地の設置を行ってください。
※5mピッチもしくは10㎡以内にて設置します。

端部処理について
化粧マサ施工時に端部がある場合は、下記内容をご参照ください。

施工上の注意
- ※施工箇所の下地にクラック等の不具合がある場合は予め修復を行ってください。
- ※使用するコテは木コテもしくはプラスチックコテを使用してください。金コテは 使用しないでください。
- ※散水の過不足により硬化不良が起こることがあるので、ご注意ください。
- ※降雨、降雪時には、施工しないでください。
- ※凍結の恐れがある為、日中の気温が5℃以下の時は、施工しないでください。
- ※屋内での使用はしないでください。